前期課程 デジタル教科書を使いはじめています!(下学年)
国吉義務教育学校同窓会から、前期課程で使用するデジタル教科書(算数:前期全学年、社会5、6年)を寄贈いただきました。有効活用するため、今日は前期課程の教員すべてがこのデジタル教科書を使って授業をするという研修を行いました。
1年生は、子供たちの視覚にうったえることがまず必要。その点で、デジタル教科書は優れています。
ただ、板書をつかった従来の指導法との組み合わせが大切。メリハリが大事。
子供たちは、先生の顔、黒板、デジタル教科書が映し出されたテレビ画面、教科書と視線をうつしながら熱心に授業にのぞんでいます。
デジタル教科書には、いろいろなコンテンツがついていて、先生たちもこれからいろいろと学ばなければなりません。宝のもちぐされ にはならぬよう。
2年生の算数もデジタルとアナログの併用です。手作業でのこのような作業もまだやっぱり必要です。
デジタル教科書の「つぎへ」に行くまでには、子供たちの「手作業」での理解を深める時間が必要なようです。
3年生の算数では、児童が自分のことばで考え方を説明するという場面がありました。画面に映し出されたデジタル教科書にそって、自分の考えを説明します。人に説明できてこそ真の理解。
先生は画面を操作しつつ挙手している子供へも視線をやります。
元気に挙手する姿から、子供たちの授業への集中度がわかります。
今日の学習課題は、「もっと長い長さの表し方を調べよう」です。画面をみると一見、「社会科の授業かな?」とも思いましたが、実体験に即した算数の授業は、子供たちの真の理解につながりそうです。
先生に指名されて、自分の考えを言葉を選びながら述べる・・・という従来の授業形態は、デジタル教科書を使うとはいっても、やはり重要な指導法の一つです。